大人クラス

自分とつながるー「わたし」を育む時間

「わたしとは、誰だろう?」そう考えるとき、漠然としたモヤモヤを感じることはありませんか?
それは、日々の暮らしの中で見過ごされがちな「わたし」からの静かなノックかもしれません。
子どもたちの健やかな育ちを支えるためにも、まずは「わたし」という存在を豊かに育みましょう。

人智学(アントロポゾフィ―)は、人間とは何か、その本質とは何か、そして、誰より身近な「わたし」という生命(いのち)ある謎を紐解く手がかりを与えてくれる学問です。

このクラスでは、人智学を基盤とした「声を出す、手や身体を動かす」といったシンプルな表現を通して、大人になるほど気づきにくい、自分を曇らせている何かを解放し、自分とつながる体験をします。常に変化し続けている「わたし」という存在を、自分の身体で感じてみませんか。

日常から少し離れ、ささやかに育まれる変化を紡いでいきましょう。

アントロポゾフィーとは→
体験者の声

概要

  • 対象
    大人 (18歳以上)
    人間の本質や自分らしく生きることに興味のある親・保育者・教員・教職を目指す学生
  • 日程
    6/21・7/19・9/20・10/18・1/17・2/21(おもに第三土曜)
    全6日(全18回)
    ※7月のみA.手仕事・水彩・フォルメン線描とC.言語造形は、第一週・7/5(土)となります※
  • 時間割
    9:40-10:30 A.手仕事・水彩・フォルメン線描/後藤りさこ※7月は第一週・7/5(土)となります※
    13:00-13:50 B.オイリュトミー/穴田眞
    14:00-14:50 C.言葉とつながる時間(言語造形)/田谷よしこ※7月は第一週・7/5(土)となります※
  • 参加費
    全6日 27,000円(18回)
    単日 5,500円(3回)

    全6回 11,000円
    単回 2,000円
  • 定員
    各12名
    ※3名以上で開催(催行人数に達さない場合は開催中止となります。ご了承ください。)
  • 会場
    牧町会館(金沢市牧町ヌ77)

    ※託児はありません。
  • 申込・問合せ先
    一般社団法人 白山ウォルドルフコミュニティ
    📞 070-8573-1711
    ✉️ support@hakusan-waldorf.org

*状況に応じて、内容を若干変更することもあります。

クラス内容

一学期の予定(6月・7月)

A. 手仕事・水彩・フォルメン線描
Coming soon

B. オイリュトミー
こころの体操、オイリュトミー。一学期は、からだ・こころとつながるエクササイズとともに、ルドルフ・シュタイナー作の「こころの暦(魂の暦)第12週のフォルム~ヨハネ祭(夏至)の雰囲気」を動いてみましょう。この季節のこころの動きをみんなで形づくる体験です。お楽しみに。

C. ことばとつながる時間(言語造形)
「昔ばなし・メルヘンを生きる」。グリム童話の中から「かえるの王様」をとりあげます。金のまりとお姫さま、かえる、王子さま、結婚。昔ばなしの不思議を通して、わたし自身のふしぎと繋がってみましょう。

参加方法 

Step1 申込フォームに必要事項を記入し送信
Step2 会費のお支払い
Step3 申込受付完了

※申込締め切りは開催日の2日前まで

キャンセルポリシー

申込後のキャンセル返金はできかねます。

講師紹介

9:40-10:30 手仕事・水彩・フォルメン線描

後藤 りさこ

石川県金沢市出身。
手仕事と芸術「風の歌文庫」主宰
2014年にシュタイナー教育と出会う。手仕事やフォルメン、教育水彩の学びを続けながら、学年や発達に合わせた教室や幼稚園でのクラスを行なっている。金のいずみ土曜学校では手仕事の教室担任。
シュタイナー手仕事教育協会 手仕事教師養成講座1期生シュタイナー教育水彩講座「いろじかん」1期生
趣味は庭いじりと糸紡ぎ。

13:00-13:50 オイリュトミー

穴田 眞

石川県出身。
イギリス、ウェスト・ミッドランズオイリュトミー学校卒。
その後スウェーデン、ヤーナにて芸術オイリュトミーコース終了。
帰国後、京田辺シュタイナー学校で長年音楽とオイリュトミーを教え、2024年3月加賀市に帰郷。いくつかの幼稚園、土曜教室、大人の講座に携わりつつ、オイリュトミー公演、また音楽家として活動を続ける。
趣味は柴わんこの散歩と、薪ストーブで遊ぶこと。

14:00-14:50  言葉とつながる時間言語造形

田谷 よしこ

愛知県出身。
シュタイナー教育ゼミナール半年コース(ドイツ・ニュンベルグ)、シュタイナー治療教育基礎コース(わかやまシュタイナー学園)修了。2003年〜鈴木一博氏による言語造形を学ぶ傍ら、教員免許を取得、公立小学校に勤務。
2012年 能登半島に移住、自然栽培のお米作り、コミュニティ/がっこうづくりをはじめる。
蟹座戌年。特技はもちつきの手返し。

体験者の声

Yさん (手仕事)

ずっと作りたいなと思っていたお人形が、お家にやってきました。
イメージと感覚をたよりに、ただただ手を動かしていきました。月1回のクラスの合間に、手間ひまを惜しまない手仕事の豊かさを教えてもらいました。

そしてある時、ふと気づくのです。ああ、我が子になっている、と。
手も足もどこをとっても愛らしく、ほんわかと体温みたいなものが感じられました。
はじめてのお人形づくりを応援するために、魔法の手が与えられたのでしょう。
私は今、満たされています。(お人形づくり 感想より一部抜粋)

Fさん (オイリュトミー)

一言で言えば身体も心も整うのかなと思います。
他の方とリズムを合わせて動くのも気持ちがよいし、心が開放されていきます。
普段と違って、自分の足を強く意識できます。オイリュトミーをすると自分の状態がわかりますよね。集中できた時はたいがい感動しちゃいます。なんでだろう。でも、身体が喜んでるのがわかります♡いつも幸せな気持ちになります。

Mさん (言語造形)

おむすびころりんのお話でしたがお話し一つを語るのにあんなに奥が深いとは。
よしこさんの説明や言葉を聞いているうちに何か伝わるものがあって今までの読み聞かせに大反省しつつ、新しい何かを得た気持ちになりました。
(中略)
言語造形レッスンを受けてて気づいたのは、昔の人はそういうこともちゃんと伝えられるようにお話しに取りれていたんですね。すごい。。。。
(中略)
今日自分の働く園で初めて人形劇(巨人と小人)をやってみました。
後で園の先生たちが「とても素敵だった、子どもたちもすごい見入ってた」といってくれたのですが、一番うれしかったのが、「今日のお話を聞いた後にみんなを外遊びに誘ったら、普段あまり寒くて雪でも外へ出ない子たちもなんか嬉しそうに雪と戯れてたのはきっとM先生のお話にインスパイアされたんじゃないか」と言われたことです。幸せな気持ちになりました。
白山ウォルドフに出会ってなかったら体験できなかったことです。本当にありがとうございます。

いろいろなクラス