2025年度の活動を支える寄付のお願い

ご挨拶

2024年は、新年の幕開けとともに震災支援プロジェクトを始動し、それに並行して、4月からは金のいずみ土曜学校として新たな形での教育活動を開始した、二本柱で駆け抜けた上半期でした。

活動に際し、多方面からの貴重なアドバイスおよび実施に取組んでいただいた関係者の皆さま、その他多くのご協力により、今年も活動を継続できたことに、心から感謝いたします。

土曜学校の輪の中では、子どもたちの意志力を育て、感じる力・想像力を育み、真の思考力を獲得していくことを目指し、一人ひとりが自分らしい人生を生きていく上での羅針盤を育てることを大切にしています。

そして学校づくりは、社会をつくる最も小さなコミュニティである家庭への働きかけであり、健全な体・心・思考を持つ人間を育む土台づくりでもあります。

今、私たちは未曾有の気候変動や自然災害に直面しています。自然と共生することは、単に環境問題として捉えられるものではなく、私たちの生き方そのものに深く関わっています。多くの課題を抱える時代だからこそ、私たち一人ひとりが意識し、行動を変えていく必要があります。自然は、ただそこにあるものではなく、私たちと共にある、息をする生命体なのですから。

今ある仕組みを少しずつ、手の届く範囲から変えていく。そして、新しい社会をつくっていけるように、私たちは、この土地の風土や時代にあった教育活動を実践していきたい。不透明な時代においても、子どもが子どもらしく安心して過ごせる環境はどのようなものかを考え、学び、支え合う大人の力を伸ばしたい。そのような思いを持ち寄り、2021年の設立から目指してきた学校づくりを、さらに大きくシフトさせたいと考えています。

子どもたちが自分らしく生きられる未来を創るために、皆様の温かいご支援が必要です。

2025年も教育実践の継続・発展へのサポートをいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします!

サポートのお願い

2024年の「金のいずみ土曜学校」では、自然の中で学び、成長する場をつくるため、様々な活動に取り組んでまいりました。

小学部の子どもたちは田んぼで、幼児部の子どもたちは畑で、全身で自然と触れ合い、人と助け合いながら、多くの学びを体験してきました。

春には、自分たちで種をまき、苗を育て、夏の太陽の下で草取りをする中で、命の誕生や成長を実感しました。

秋には、お米や野菜を収穫し、冬には、餅つきを行い、共に分かち合う体験を通して、食の大切さを学びました。

小学部では、クラスでの学びと体験がつながる教育芸術を積み重ねてきています。美しい手仕事や言語体験、オイリュトミーを動きながら、季節を感じ、繰り返すリズム、呼吸するような体験を通して、子どもたちは自然とのつながりを深め、自ら考え、行動する力を培ってきています。

幼児部のクラスでは、パン焼きやわらべうた遊び、人形劇などのお話を通して、親子で温かい体験を共にしながら、お友だちとつながり、遊び、命の根っこを育んできています。

クラウドファンディングでは、今年も「農と暮らしの教室」で米づくりを体験させていただいた自然栽培の田んぼ農家さんからの寄付米を原料に、手づくりの「発芽玄米餅」をリターンとしてご用意しました。
2025年の活動をサポートいただけますよう、お願いします!

2024年の活動報告書

サポートのご案内

<募集期間 12月13日(金)〜1月24日(金)まで>

【リターン】
1、玄米餅 5,000円
2、餅米3合 3,000円
3、ポストカード 1,000円
4、言語造形レッスン 10,000円
*玄米餅と餅米は、日本国内で受け取れる方のみとさせていただきます。ご了承ください。

【その他のサポート】
✔️ 正会員/賛助会員になる!
✔️ リターン品なしのご寄付
も随時募集しております。

玄米餅について

 2024年1月14日は、ぽかぽか「お餅つき」の日でした。 元旦に大きな地震を体験し、大人も子どももショックを受け、また能登の傷ついた大地や人の暮らしを思って誰もが平常心ではいられない、中止という選択もよぎる中「この活動は止めてはいけない」と、何か必死の思いで開催を決めました。

 雪景色、まぶしい太陽の光の中、顔をあわせていつもの歌を歌う。みんなで白いお餅をついて、ちぎって丸めてほおばった、大きなショックの中でも、自然から・みんなの手がかかわって生まれたものの力強さは変わらないー誰が言うでもなく、その確かさが、その場の空氣に満ちていました。


 活動は月に一度でも、刻々育って変化していく田んぼ・稲に関わることは、参加するそれぞれの日々の暮らしを繋げ、確かなものにしてくれる。一緒にからだを動かした人と、離れていても一つの輪がつながっているー何かができる・できないの違いが、人を隔てるのではなく繋げてくれる関係を。何かのためになる・ならないではなく、することそのものが価値であり悦びである学びを、子どもにも、大人にも。お米はできてもできなくても、そんな場ができていくことを願って、今年もみんなで田んぼの時間を過ごしました。


 「金のいずみ土曜学校」に成長した、「ぽかぽか」の玄米餅、私たちの2024年をどうぞ、味わって、私たちの2025年を楽しみに思い描いてください。

♪今日は これまでのぜんぶ 詰まった一日
 たからものだよ どれもぜんぶ
 たからものだよ だれもみんな

田谷よしこ

寄付金納入口

【銀行振込】

ゆうちょ銀行から
記号番号 13110 – 21261451

他の金融機関から
ゆうちょ銀行
店名:三一八(サンイチハチ)
普通 2126145 シャ)ハクサンウォルドルフコミュニティ

※恐れ入りますが、振込手数料はご負担ください。

銀行振込の場合は、寄付いただいた方のお名前・ご住所・電話番号・希望する返礼品についてご連絡いただけますようお願い申し上げます。

一般社団法人白山ウォルドルフコミュニティ
✉️ support@hakusan-waldorf.org

サポートによってできること

子どもの発達段階にふさわしい感覚を育む環境を整え、活動を継続するには、参加費や会員会費、助成金をもっても恒常的に資金が不足しております。その補填には、膨大なボランティア活動や借入金を投じることで何とかやりくりを続けている状況です。

2025年度も、未来ある子どもたちと有機的な活動を継続していけますよう、どうぞ皆様からのあたたかいサポートをお願いいたします。

意志ある大人が集い、質の高い教育実践を継続していくために、私たちの活動を理解し、支えてくれるサポーターを必要としています。集まった寄付金は、子どもたちの感覚を健やかに育む環境づくりと教育実践の継続のため、以下の活動に活用させていただきます。

  • 教材・備品の購入: 子どもたちが安全に楽しく活動できるよう、質の高い教材や備品を揃えます。
  • プログラムの充実: より多くの子どもたちに、多様な体験を提供できるよう、プログラムを充実させます。
  • 活動の継続: 皆様のご支援が、この貴重な活動の継続を支えます。

ご寄付の金額は、1口1,000円から可能です。

皆様の温かいご支援が、子どもたちの未来を育みます。

目標30万円に向けて、サポートいただけますよう何卒お願い申し上げます!

ご支援いただいた皆様

アトリエロータス 大坂 さゆり 様
デンタルオフィス大森 大森 久仁子 様
ねっこぼっこの庭 芦澤 法子 様

(法人/団体/個人事業主 あいうえお順)

亀井 温子 様
小山 真実 様
千田 恵子 様
谷元 夏美 様
福井 慎子 様
松村 美絵 様
矢後 弘人 様
(個人 あいうえお順)

ほか匿名の皆様

合計 118,000円ご寄付いただきました。ありがとうございました!
(1/23時点)

2024年間報告書

白山ウォルドルフコミュニティについて

めまぐるしく変化する社会の中で、子どもが子どもらしく育つ環境とは?
教育は、未来の社会を支える人を育てる重要な役割があります。

暮らしとひとつづきの教育実践は、教育支援やサービスを受けとるだけではなく、大人が主体的に学び、育ち合い、人生をもっと豊かに創造していける人が増えることに繋がります。

経験豊かな教員達が、土曜学校の輪の中で、未来を生きる子どもたちを健やかに育むための様々な学びの場をつくっています。

今後の目標

金沢の自然豊かな土地に、子どもたちの笑顔溢れる学校を創りたい。2021年の設立から5年目となる2025年は、土曜学校での持続可能な質の高い教育の輪をさらに拡げ、深めることを目標に歩んでまいります。
より多くの方のお力添えが、「学校づくり」という夢の実現へ向けて大きな力となります。
どうぞ心をお寄せいただき、応援いただけますようよろしくお願いいたします!

※リターンアイテムの内容はやむを得ず変更になる場合がございます。その際は、速やかにご連絡いたします。何卒ご了承ください。

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