録画で学ぶ

好評いただいた過去の講演などを動画で学べるようにいたしました。シュタイナー教育を貫く理念や考え方を、子どもとの暮らしや教育に役立つ内容を交えながら、わかりやすい言葉でお伝えしていきます。

なお会費の一部は、学校作りの資金とさせていただきます。

講演

シュタイナー教育に学ぶ講演会2023

講師 井藤元





『教育の多様性/多様性の教育−シュタイナー教育の理論と実践』
ドイツで⽣まれ、オルタナティブ教育として有名なシュタイナー教育は、「これからの時代を⽣き抜く⼒」をはぐくむ教育として世界的に注⽬を集めています。教科書がなくテストもない、この⼀⾵変わった学校で、⼦どもたちは国語、算数、理科、社会…すべての科⽬を芸術的に学んでいます。芸術を中核に据えるシュタイナー教育において、子どもたち一人一人の違いは個性として受け止められ、子どもたちのうちに自ずと多様性への感度が育まれていくことになるのです。

本講演では、シュタイナー教育の本質を掴んだ上で、幼児期の教育の重要性から多様性を大切にする教育現場での取り組みまで、その理論と実践についてわかりやすく解説します。

『どうすれば「⾃由」になれるのか−シュタイナーが⽰す⾃由獲得の道程』
シュタイナー教育は「⾃由への教育」を掲げており、⼦どもたちが将来、真に⾃由に⽣きてゆくことができるよう、あらゆる場⾯において繊細な配慮がなされています。シュタイナー教育の実践は「⾃由」という⼀点に向かって設計されており、⾃然や芸術を重んじたカリキュラムが⽤意されています。

では、私たちは実際にどのようなプロセスを辿って「⾃由」を獲得することができるのでしょうか。
シュタイナー教育では「⾃然」や「芸術」が重視されていますが、私たちが⾃由を獲得する上で、なぜ両者が必要なのでしょうか。
また、シュタイナーは「すべての教育は⾃⼰教育である」と述べており、⼈は⾃分で⾃分を教育することしかできないと考えていますが、なぜ⾃⼰教育が不可⽋なのでしょうか。

本講演では、シュタイナーが描く⼈間形成のプロセスを読み解く中で、以上のような問いへの答えをわかりやすく提⽰します。

シュタイナー教育に学ぶ講演会2022

『個性を育むシュタイナー教育−私らしく自由に生きるためのヒントとは』 講師 井藤元

正解のない時代を生きてゆく子どもたち。
彼らが自らの力で人生を切り拓いてゆくために、私たち大人は、一体どのような働きかけをすれば良いのでしょうか。本講演では「自由への教育」を掲げ、芸術を通じて子どもたちの個性を育むシュタイナー教育のエッセンスをわかりやすく解説します。ドイツで100年以上前にはじまり、今なお世界各地へと拡がりをみせるこの魅力ある教育について、ともに学んでいきましょう。

子育て・教育講座(録音+テキストによる動画)

『子どもは賢い』講師 角口さかえ

これからを生きる子どものために大人が知っていたい「子どもは賢い」ということ。

立つ、話す、考えるという基本の三つについて知ることで、子どもへのまなざしや声掛けが自然と変わってくることでしょう。

子どもの成長を理解することで、育児・教育がもっと楽しくなります。

にじと白山2022

プチ講座

プチ講座 6月 『お金の教育について考える』 石本さゆり

お金の教育って、性教育と同じくらい大切だけど、ちょっとやりにくいと感じてしまうもの。

大人も子どもも、お金との関係をもっと自由にそして豊かに。そんなこと願いながら、考えるきっかけを作るお話です。

プチ講座 5月 『シュタイナー教育から見た”眠り”についてのお話』 あしざわのりこ

私たちの毎日に欠かせない『眠り』。

眠りには疲れた体や精神の回復だけでなく、さらに深いところで私たちの魂に作用する大事な働きがあるのです。

シュタイナー教育から見た眠りの世界についてお話ししたいと思います。 

プチ講座 4月 『その子らしさを紐解く 〜古くからの風習に学ぶ〜』 遠藤カヨ

その子らしさを紐解くには?

古くからの風習や伝統から学ぶ、をテーマに「能」を取り上げ、お話していきます。

How to ではないシュタイナー教育を、日本人にとって身近な伝統文化を通して考えながら、お子さんが自らの手で自分らしさを育んでいける環境づくりについてお伝えします。

 

プチ講座 3月 『自由への教育 子どもの遊びについて思うこと』 石本さゆり

子どもの頃しか体験できないファンタシー遊びは、可能性を無限に広げる体験の宝庫です。
シュタイナー幼稚園の現場より、子供たちの遊び、そして創造性を豊かにする環境づくりのヒントも語ります。

プチ講座 2月 『いきる力の湧きくる泉〜昔話を語ろう』 たやよしこ

プチ講座 2月

むかし話やメルヘンには、他のお話や物語にはない大きな恵みがあります。大人にも、そして子どもにも。

そしてそれを語り・聴くこともまた、本から読んだりCDで聴いたりしているときには渡せない、力強いおくりものです。

このプチ講座を聴いて、目の前のお子さんや大人と、その恵みを分かち合っていただけたら嬉しいです。 

プチ講座 1月 『シュタイナー教育からの贈り物』 あしざわのりこ

子どもは、全身を感覚器にして周囲の人を模倣しながら生き方を学びます。

そんな子どもたちを前に私たち大人ができること、それは「学ぶこと」を続けていくこと。

シュタイナー教育での大切な柱の一つである『自己教育』とは何か、私のシュタイナー体験のシェアを交えてお伝えしたいと思います。

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にじと白山2021秋[全5回]

第一回 『スクリーンタイムについて』 石本さゆり

テレビを見せることや、コンピューターを使うことに慎重で有名なシュタイナー教育。

これまでスクリーンタイムをなるべく無くしてきた家庭でも、コロナ禍の中でパンドラの箱は開けられました。増え続けるスクリーンタイムとの上手な付き合い方を考えてみます。

第二回 『心を育てるメルヘン』 ゲスト講師:志賀くにみつ

温かい心、人の役に立ちたい気持ち、自己肯定感。

メルヘンの豊かな世界は、シュタイナー思想と深くつながっています。子どもの成長段階にふさわしいメルヘンについて解説します。

大人は思考の力で、解釈を深めましょう。自我の発展、より深い人生を歩む、自分自身を育てるために。

第三回 『からだ、こころ、精神を育む「Home」作り』 あしざわのりこ

子どもたちは『Home』としっかり結びついて成長していきます。

からだ、こころ、精神を育む視点から子どもが安心して子どもらしく過ごせる『心の空間』としての『Homemaking(生きた環境作り)』のヒントをお伝えします。

第四回 『自然体験とは何か〜東京の野外保育から学んだこと』 遠藤カヨ

人間の成長にとって自然の中で過ごすことがよいと言われますが、それが難しい環境もたくさんあります。

森がない、外に出られないなど、理想の環境のない中で悩んだり諦めていることがある方に向けて、街中や室内など制限のある中で活動する子供達の様子から新たなアプローチのヒントを提案します。

第五回 『ことばを健やかにー作用することばのケイコ』 たやよしこ

ことばの意味でなく、「オト」と「イキ」に注目してみませんか。

ことばの意味以上に強く働きかけているのが、音と、それを乗せている息なのです。

それをほんの少し稽古してみたら、きっと自分の言葉にどれほどのパワーがあるのか氣づくことができるでしょう。

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にじと白山2021春 [全6回]

第一回 『AIの時代に向けての育児・教育』 石本さゆり

日々の生活にAI技術、デジタル化が急速に入っていく時代。

目の前の子どもたちが大人になる10年後、20年後を想像してみましょう。どんな世界がそこに広がっているのでしょう?

私たちは、育児の中で何を大切にしたらいいのでしょう?そんな疑問をシュタイナー 教育からヒントを得ていきます。

第二回 『自然との関わりの中で子どもや大人に生じるもの〜野外自主保育の現場から』 遠藤カヨ

山や森の中で子どもたちの内面に育まれているものは何か。実際の野外保育の現場の様子から、子どもやそこに関わる大人の内側で起こっていることを参加者と共に考えます。

子どもと外遊びを楽しみたい方にはもちろん、野外保育を保育現場に取り入れることを模索している保育者の方などに新たな発見を促します。

第三回 『意志力を育てる(12感覚論)』 石本さゆり

子どもたちの人生が豊かであってほしいという願い。そのためにも生きる力を育て、人生のチャレンジに向かう力、自分らしく生きる力を育てたい。

シュタイナー教育は意志力を育てることを大切にしています。
意志力を育てるってどういうことなの?シュタイナー教育、12感覚論、意志感覚から学びます。

第四回 『カレスの魔法 癒しの手遊び〜Giving Love Bringing Joy〜』 あしざわのりこ

子どもとの一日は、呼吸をするように流れていきます。収縮と拡張のリズムを繰り返す中で、その時々に合った手遊びがあります。

それは、“遊び“という概念だけにとどまらず、時に心と体を癒すレメディとなって子どもの成長を助けてくれます。

ドイツで癒しの手遊びを考案したウィルマ・イラシェック先生の最初に出版した本“Giving Love Bringing Joy” から、毎日使える手遊びを紹介します。夢見るようなやさしい手の魔法を感じてみてください。

第五回 『創造的な育児・教育 しつけのあれこれ』 石本さゆり

こういうしつけがいいとか、こう育てると学力優秀になるよといったHow toの法則は、しつけのヒントにはなるけれど、その子やその家庭にうまく当てはまるとは限らないものです。

毎日、創造するように子どもたちと過ごし、子どもを育て自分を育てる。そんなお話をします。

第六回 『7歳から14歳の子どもの成長』 ゲスト講師:木村賢司

7歳からわずか7年ほどで、子どもは大きく成長します。体はもちろんですが、なんだか世界との関わり方もガラッと変わったみたい。
小学1年生と中学生ではまるで違う。いったい何が変わったのでしょうか。

この講座では、7歳から14歳の子どもの内面の成長について解説します。子どもの成長について知っていると、親の愛情がもっと深く届くようになります。