シュタイナー教育について

シュタイナー教育は、今から100年ほど前に、人智学を提唱したルドルフ・シュタイナーの人間観を基にできました。ドイツから始まり、現在75か国に1200以上の学校と2000校以上の幼児施設があり、今もなお世界的な広がりを続けているオルタナティブな教育です。

シュタイナー教育の大きな特徴は、人の成長発達を7年周期とし、それぞれの発達段階のテーマに沿って、からだ・こころ・あたまを教育していくことにあります。学びは、あらゆる感覚を通した体験、人との関わり、そして様々な芸術活動を通して行われます。その中で、意志力を育て、感じる力・想像力を育み、真の思考力を獲得していくことは、一人ひとりが自分らしく人生を生きていく上での羅針盤を育てる作業でもあります。

子どもたちは、種子のように誰もが自ら育つ力を内に持っているとシュタイナー教育では考えます。子どもに関わる私たち大人は、発芽した小さな芽を育てるように、彼らが持って生まれたユニークな個性や能力を大切にして、温かい眼差しと共に寄り添う中で、彼らの周りの環境を整え、しっかりとした根を張り、そしてバランスが取れた『自分』という花を咲かせることができるように育てていく役割を担っています。私たちは、ただただ知識を教えていくのではなく、『生きた』学びを共に創り出していく。育児そして、教育そのものが芸術のようなプロセスなのです。

大きく変わりゆく時代の中、未来を生きる子どもたちが世界のどこにいても『自分』というものを深め、人生の目的・使命に出会い、そして社会的責任を持って自由に思考し『新しい』を創造していくことができる、そんな教育を目指しています。自分の内に獲得した人生の羅針盤を基に、人や社会との関わりからこころや精神をさらに成長させ、自分の中に備えた叡智をもって人生を豊かにして欲しいと願う『自由への教育』です。


さらに詳しく→参考サイト(外部のサイトが開きます)
100周年フィルムVol.1 LEARN TO CHANGE THE WORLD
一般財団法人ルドルフ・シュタイナー・ファンド・ジャパン