お人形づくり
シュタイナーの手仕事
手づくりのお人形には、まるで「子どもの一番の仲間」のような、優しくも心強い力があるように思います。
わが家のお人形たちは、子どもたちの友だちだったり、家族だったり、赤ちゃんだったりしながら、嬉しいときも悲しいときも寄り添ってくれる大切な存在になっています。
一針一針、心を込めて作られたお人形は、その子になんだかよく似ていて。 不思議ですね。
大切な誰かを思い浮かべながら作ることの幸せや、手仕事が与えてくれる心の充実感など、いろいろな気持ちを味わいながら、一緒に手を動かしましょう。
後藤りさこ
講師紹介
後藤りさこ
石川県金沢市出身
手仕事と芸術サークル「風の歌文庫」主宰 (小学生/大人の会)
シュタイナー手仕事教育協会認定手仕事教師
シュタイナー教育水彩講座「いろじかん」1期生
2014年にシュタイナー教育と出会う。
手仕事やフォルメン、教育水彩の学びを続けながら、 2023年より、シュタイナー教育と野口整体を取り入れた会を始める。
趣味は庭いじりと糸紡ぎ。
参加者の声
[Aさん]
ずっと作りたいなと思っていたお人形が、お家にやってきました。本棚にちょこんと腰掛けて、とても幸せそうです。
お人形づくりの素材は、コットンとウールのみでした。丁寧に洗われたウールは、どこまでも柔らかく、そして温かく、不器用な私の手を優しく受け入れてくれました。それからは、イメージと感覚をたよりに、ただただ手を動かしていきました。
洋服は、ちょうどよいコットン生地と色を選び、ひと針ずつシルクの糸で縫いました。
髪の毛は、紅茶を煮出した染液にひと晩つけて置くと、淡く上品な色に仕上がりました。 月1回のクラスの合間に、こうした支度をすすめていくのですが、手間ひまを惜しまない手仕事の豊かさを教えてもらいました。
そしてある時、ふと気づくのです。ああ、我が子になっている、と。
手も足もどこをとっても愛らしく、ほんわかと体温みたいなものが感じられました。
はじめてのお人形づくりを応援するために、魔法の手が与えられたのでしょう。
私は今、満たされています。
[Bさん]
初めてのお人形作り、楽しくて温かい時間でした。
ウールを丸めた小さな粒がだんだんと大きくなって、そして、いつの間にか自分や我が子、大切な誰かに似てくる不思議。
まだウールと布だけの状態の時にも、「もうかわいい」「すでにかわいい」と、何度も言いたくなるほど、自分の手から生まれてくることが嬉しくて、丁寧に教えてくださる一つの工程ごとに感動し、作っている時間があっという間でした。
お人形を受け取った我が子は、その子に名前をつけて、抱っこをしたり髪をとかしたりして毎日一緒に過ごしています。
大切な仲間になってくれたらいいなぁと思っています。
概要
- 対象
大人(18歳以上) - 日程
[第1期]
2/25・3/24・4/21 全て日曜日
- 時間
午前9:00-11:00
- 持ち物
裁縫道具
オープンマインド
必要な方は筆記用具など - 定員
4名
※2名以上で開催(催行人数に達さない場合は開催中止となります。ご了承ください。) - 会場
夕日寺のおうち
〒920-0821 金沢市山王町一丁目258番地
※駐車場は別途ご案内いたします
※託児はありません
- 申込・問合せ先
一般社団法人 白山ウォルドルフコミュニティ
📞 070-8573-1711
✉️ support@hakusan-waldorf.org
参加方法
Step1 申込フォームに必要事項を記入し送信
Step2 会費のお支払い
Step3 申込受付完了
※申込締め切りは開催日の5日前まで
キャンセルポリシー
申込後のキャンセル返金はできかねます。